ゆびぬきの材料
ゆびぬきで使う「厚紙」

ゆびぬきの土台になります。ハガキくらいの厚さのケント紙や厚紙など。
幅11mm程度にカットし、長さ35〜40cmにします。
ゆびぬきの土台は、厚紙を何重にも巻いて作るので、ある程度のしなやかさがあると綺麗に巻けます。厚みがありすぎたり、薄すぎる紙は不向きです。
●昔の材料
厚紙などがない時代、着物などのハギレを何重にも巻いてゆびぬきを作っていました。なのですぐにボロボロになってしまったようです。
○ゆびぬき土台作り用に、専用厚紙(カット済み)が市販されています。
ゆびぬきで使うバイアス布

ゆびぬきの土台となる厚紙を見えないように包みます。
幅30mm程度の、綿100%のものがおすすめです。
バイアステープという名で手芸店などで市販されています。市販品は大抵両折れタイプで、折られた部分を開いた時の幅が30mmあれば使えます。
○バイアスにカットするスキルがあれば、自分の好きな布で作ることもできます。
ゆびぬきで使う真綿

ゆびぬきの土台に何重にもきつく巻きつけて使います。
絹100%のもので、細く引き出して使用します。軽くて丈夫。
しっかり巻くことで針がつき抜けにくくなり、土台が丈夫になります。また、土台がふっくらすることで、ゆびぬきが丸みを帯びて愛らしく仕上がります。
●真綿の無い状態の厚紙だけの土台は、針が突き抜けることがあります。何重にも巻いた厚紙と、しっかりきつく巻いた真綿のダブル効果で針が通りにくい状態になるようです。
○一枚入りや10枚入りなどの真綿が市販されています。
ゆびぬきで使う和紙

ゆびぬきの模様をかがる時に必要な、コマ割りを書き込むための紙。真綿の上に巻いて使います。幅10mm程度。
書道用の半紙でもOK。普通の紙では真綿の上を滑るので、片面がある程度ざらついている方が良いのと、絹糸でかがる際にデコボコしないように、土台の曲線に沿う薄い和紙や半紙が適しています。特に和紙は強くて破れにくいです。
○ゆびぬき用の和紙が市販されています。
ゆびぬきで使う絹糸

ゆびぬきの土台表面に模様をかがるための糸。9号手縫い糸を使用。
絹糸はとても艶のある糸です。隙間なくかがられた時の艶感が他の糸とは違います。各メーカーごとに色出しが違い、糸の縒(よ)りや太さにも若干の違いがあります。
●ゆびぬきの表面を糸でかがることで、針の頭が滑らずに押し込みやすいという、先人の知恵です
○一般的に売られているカード巻きは、関東では80M巻き、関西では40M巻きです。各社、150色〜200色前後の色数が作られています。