ゆびぬき 絹糸でいろどる小さな世界

ゆびぬき作りの道具

ゆびぬきを作るために必要な道具類のことですが、必ず必要になる道具と、あれば便利というアイテムがあります。その中でも私が使っている道具をご紹介します。

 

○縫い針

絹針、縫い針の四ノニ、四ノ三(最初の数字が針の太さ、後の数字が針の長さを表します)などが良いでしょう。
手縫い用の針ですが、太すぎずに縫いやすいので、自分の手にあった長さの針を探すと使いやすいと思います。その中でも、私が普段愛用しているのは、2種類あります。

 

ゆびぬき作りの道具

 

「みすや針」(画像向かって左側)

京都の老舗の針です。針先に、肉眼では見えない程度に角度がつけられています。そのため、布の繊維を切断しにくくなっています。
布通りがなめらか。最大の特徴は、糸を通す糸穴が丸穴で、とても糸が通りやすいです。

 

この丸穴は一度使ってみると、糸の通しやすさがずば抜けていて大変使い勝手が良いと思います。

 

また、置型の針通しに丸穴は使えないということから、溝穴(縦穴)も作られています。自分の好みでどちらかを選べるので使い分けても良いですね。

 

「めぼそ針」(画像向かって右側)

石川県金沢の老舗の針です。こちらは、針に縦の傷をあえて入れており、布地との接地面を少なくしています。それによって布通りの良い針に仕上がっています。
糸を通す糸穴は縦長です。

 

個人的な感想としては、他の針より細く感じます。布に刺した時の感触がすっとしていて気持ちが良いです。

 

糸切りハサミ、土台用棒、毛抜き

ゆびぬき作りの道具

 

〇糸切りハサミ

糸切りハサミには、洋ハサミと和ハサミがあります。刺繍などでよく使われているのは洋ハサミです。
掌に握りこむようにして使うのが、和ハサミです。使いやすい方でかまいません。

 

私の愛用しているのは洋ハサミになりますが、糸端ぎりぎりで切りやすい反り刃のものです。

 

○土台用棒

ゆびぬきの土台を作るときに芯にするためのものです。厚紙で巻いて作ることが出来ますが、使っていく内に歪んだりへたってくることがあるため、木製の棒を使うと良いでしょう。

 

自分の好みの直径の木製の棒を、ホームセンターなどで購入して、手頃な長さにカットしておくと便利です。

 

また、サイズさえ合えば、マジックや口紅の容器を芯にしてもOKです。

 

○毛抜き

必ず必要な道具ではないですが、あると便利なアイテムです。
ゆびぬきの土台作りで、厚紙をバイアス布で包むとき、開いたバイアス布を折り返す時に使います。指先で折り返すこともできますが、割と力の要る作業なので毛抜きを使うことで作業効率が格段に上がります。

 

ピンセットでも良いでしょう。

 

クラフトハサミ、メンディングテープ、その他

ゆびぬき作りの道具

 

〇クラフトハサミ

工作等に使うもので、家庭にある普通のハサミで十分です。バイアスや和紙を切るために使うので、あまり大きくなくても大丈夫です。

 

私の愛用しているのは、百円ショップにある小さめのハサミですが、先端が尖っているものが使いやすいです。

 

○メンディングテープ

コマ割りした和紙をゆびぬきの土台に巻きつけて止めるために使用します。メンディングテープは、普通のセロハンテープとは違って、乳白色のテープです。対象物に貼ると透明になり、下の文字や線が透けて見えます。
セロハンテープの表面がツルツルなのに比べ、メンディングテープの表面はマット加工でサラっとしています。そのため、テープに文字を書き込むことも可能です。

 

百円ショップで売られているもので十分使えます。

 

○定規

コマ割りをする時に和紙の長さをはかります。ゆびぬきの土台の周囲に巻いた和紙を切り、その長さをはかって作りたいコマ数に等分する時に使います。

 

分割スケール等を使えばこの行程は省けるので必ずしも必要ではありません。

 

○ペン

コマ割りを和紙に書き込みます。
赤等、見やすく目立つ色のボールペンで、等分線を和紙に書き込みます。
また、絹糸でかがり始める時のスタート位置を忘れないために、印をつけるのにも使います。

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